もらい忘れの年金について

もらえるはずの年金をもらっていない人が多いのには驚かされます。
私は年金相談、年金請求手続き、年金研修の講師をしていますが、これまでの経験から、実に多くの方がもらえるはずの年金をもらっていないことがわかりました。
中には、役所でもらえないと言われたのであきらめていた人の年金をもらえるようにしたことが何度もあります。（遺族年金や障害年金に多いです。）
現に、私自身の身内から８人のもらい忘れを見つけましたし、最高で９００万円以上もさかのぼってもらえた例もありますし、５００万円以上も一度にもらえた例もたくさんあります。
昔かけた厚生年金を２年分くらいもらい忘れていて請求したところ、一度に５０万円くらいもらえたという例が平均的なものですがこのような例なら数えられないほどあります。このもらい忘れの厚生年金については、年金コンサルタントの服部営造先生の著書から勉強し、また先生に直接指導していただいたことからマスターできたのです。
その結果、もらえるはずの年金をもらっていない人が多いことがわかりました。残念ながら、現在のところ年金は請求しないともらえないのです。私が相談を受けて見つかったもらい忘れの年金の受給総額は、３億円は下らないでしょう。

もらい忘れの事例は全国にあります。戦時中の軍需工場では、中島飛行機、日本鋼管、日立製作所、三菱電機、住友金属や、各地の◯○飛行機、○○航空機、○○兵器、○○製作所等が該当します。
米軍基地は昭和２４年４月から、昭和３３年１２月までの農協は特にもらい忘れの多い職種です。このほかに、炭鉱、船員などの民間会社で転職経験のある方はもらい忘れを疑ってみてください。
昔の公務員の期間（昭和３６年３月まで）からはもらい忘れは見つかりませんので、念のため申し上げます。

年金のことなら　おおわだ事務所
もらい忘れの年金をとり戻す。そのお手伝いをいたします。
社会保険労務士　大和田佳照(信一)のWEBページです。